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ヨーグルトは、乳酸菌酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品のひとつです。乳原料を搾乳し利用する動物は専用のウシ(乳牛)だけでなく、水牛山羊ラクダなどの乳分泌量が比較的多く、搾乳が行いやすい温和な草食動物が利用されます。 ヨーグルトに溜まる上澄み液は乳清といいます。

ヨーグルトのはじまり

生乳の入った木桶や革袋に入れておいた乳に環境常在菌である乳酸菌が偶然入り込んだのがはじまりと考えられています。紀元前数千年前、人間が牧畜をはじめた頃から作られており、世界各地で特色のあるヨーグルトが食べられていたようです。

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主に、東ヨーロッパから中央アジア、北アフリカの遊牧民たちにより羊、山羊、牛、馬などの乳から経験的な製造方法で、生乳より保存性が良く、また、自然発酵により現在のヨ―グルト状になった食品を、動物性蛋白質やビタミン、ミネラル源を含む貴重な日常の食糧として利用していたようです。

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ヨーグルトで「菌活」

体に有用な菌を積極的に食事から取り入れたり、腸内で育てたりして、腸内環境を整えることを指します。

ヨーグルトに含まれる菌は、大きく乳酸菌とビフィズス菌の2種に分けられますが、その主な働きは、『整腸効果』と『免疫機能を上げる効果』。乳酸菌とビフィズス菌は、腸内の悪玉菌を抑え、腸のぜん動運動を促してくれます。その結果、便秘や下痢が解消され、美肌にも繋がるとされています。さらに、免疫機能を強めてインフルエンザなどの感染症への抵抗力を高めることも期待されています。

どのような効果が得られるのかを知ることにより、毎日のヨーグルトが大切なことだということも理解できるため、まずはヨーグルトの効果について詳しく見ていきましょう。